『好色一代男』1961(昭和36年)大映
世之介「おなごは不思議な生き物や。男が弁天様や思うて大事にしたら弁天さんになるし、鬼婆や思うてあしろうたら鬼婆になる。男の気持ち次第で弁天さんにも鬼婆にも…
世之介、市川雷蔵めちゃ憎めへん声の顔、さんまにちょいにてるんよな、軽薄さはでとかなあかん
1人が人の集まっている場にスッとグッと入っていく場面のよきこと、関係の中断と再構築がおもしろ
2人で部屋に…
「おなごは不思議な生き物や。男が弁天様思うて大事にしたら弁天様になるし、鬼婆や思うてあしろうたら鬼婆になる」……これ、なんという名台詞でありましょう。タイトルだけで知ったつもりになってたけど、これは…
>>続きを読む「ぼんち」と同系列の軟派な雷蔵の女放浪記。
井原西鶴原作を白坂依志夫と増村は大胆アレンジ、女の幸せの為だけに生きる雷蔵の珍道中に封建的・父権社会の日本への痛烈な攻撃を仕込んでいく。
武士制度、お家制…
雷蔵ちゃんの一番好きな役かもしれない。死んだあとに足を映さないところもいいー。テンポもエピソードも素晴らしい、なにより世之介のキャラが素敵!牢屋でみんなを合唱させるシーン泣けてきちゃう。
ジャケ最高…
軽い感じの映画かと思って観たら、生きていく中で大事なものは何かを考えさせてくれる、思いのほか深イイ映画だった。
市川雷蔵さんは何をしても上品で、あんまりダメ男には見えない。
女好きというキャラだけ…