好色一代男に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「好色一代男」に投稿された感想・評価

若尾文子の落ち着いた独特の声は、どんな汚れ役でも下品な役でも反社会的な役でも猥褻な役でも卑劣な役でも…なぜか冷静で上品な印象で演じきれる稀有な女優だと改めて認識できた。

『好色一代男』1961(昭和36年)大映

世之介「おなごは不思議な生き物や。男が弁天様や思うて大事にしたら弁天さんになるし、鬼婆や思うてあしろうたら鬼婆になる。男の気持ち次第で弁天さんにも鬼婆にも…

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焼き

焼きの感想・評価

4.1

世之介、市川雷蔵めちゃ憎めへん声の顔、さんまにちょいにてるんよな、軽薄さはでとかなあかん

1人が人の集まっている場にスッとグッと入っていく場面のよきこと、関係の中断と再構築がおもしろ
2人で部屋に…

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「おなごは不思議な生き物や。男が弁天様思うて大事にしたら弁天様になるし、鬼婆や思うてあしろうたら鬼婆になる」……これ、なんという名台詞でありましょう。タイトルだけで知ったつもりになってたけど、これは…

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「ぼんち」と同系列の軟派な雷蔵の女放浪記。
井原西鶴原作を白坂依志夫と増村は大胆アレンジ、女の幸せの為だけに生きる雷蔵の珍道中に封建的・父権社会の日本への痛烈な攻撃を仕込んでいく。
武士制度、お家制…

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これは傑作。もはや『ビーチ・バム』。これが絶頂期の大映クオリティか。
藤見実

藤見実の感想・評価

5.0
増村のヒューマニズム全開、ラブソングは最上のプロテストソングなのだった、が、髪の毛の下りをちっとも湿っぽく描かないのも増村である。
Scratchy

Scratchyの感想・評価

5.0

雷蔵ちゃんの一番好きな役かもしれない。死んだあとに足を映さないところもいいー。テンポもエピソードも素晴らしい、なにより世之介のキャラが素敵!牢屋でみんなを合唱させるシーン泣けてきちゃう。
ジャケ最高…

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yukiko

yukikoの感想・評価

4.1

軽い感じの映画かと思って観たら、生きていく中で大事なものは何かを考えさせてくれる、思いのほか深イイ映画だった。

市川雷蔵さんは何をしても上品で、あんまりダメ男には見えない。
女好きというキャラだけ…

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かなり、正しい

あやぴのラスボス感

どれほど史実にあったのか定かではないが、驚くべきオカマ風俗、立ちんぼ(それも路上に畳敷いてその場で、とは…)描写

玉緒の腕毛
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