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火垂るの墓のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
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奇しくもサクマ式ドロップス製造元会社が廃業になった2023年1月にこれを観ている。もうなんか、とにかく辛い映画という鑑賞前の印象通りの作品。戦争孤児の話ということで、パッと思い出したのが「はだしのゲン」と『ヨーロッパの何処かで』だったが、その双方の共通点として戦争孤児たちは徒党を組んで生活をしようとしていたことを考えると、やはり二人での生活は厳しすぎるだろう。逆に妹がいたからそういったコミュニティに入れなかったのか。地元を離れて西宮に行ってそこに留まったのがダメだったんだろうか。父親が海軍将校だったことで危機感に繋がらなかったのか。つらいなあ。まぁ外野は何とでも言えますわなあ。ちなみに、初公開時は『となりのトトロ』と同時上映だったらしい。これでようやく90分以内の映画は全部観たことになる。残り8本。
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