べるーし

火垂るの墓のべるーしのレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
4.3
過去鑑賞
戦争が生む抑圧と悲劇。正直、実写でも出来る内容なんじゃないかと思いますが、偶発がやはり焼き付く実写じゃなく演出が最初から計算されたアニメで繊細かつ緻密に描いたからこそ価値が出た作品だったんだなと。
「ぜいたくは敵だ!」の標語を地で行くおばさん宅から抜けるなど時代に抗おうとして餓死した戦争孤児の物語を、自分勝手な兄妹とする風潮には断じて反対して行きたい。
いやまぁ善悪の問題ではないが、高畑勲が何を伝えたかったかを今一度再確認すべきである。
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