子供の頃と大人になった今では、感情移入する人物が変わる
清太の気持ちも親戚のおばちゃんの気持ちもよく分かる、ただ子供過ぎた
裕福な家庭の坊ちゃんだから、でも妹想いの立派なお兄ちゃんだったと思う
…
ジブリ作品には珍しく、生々しさが描かれていました。小さい頃は純粋に、清太と節子って可愛そうだな。。。と思って観ていたはずなのに、直近の放送で観た時は、戦時中と言う背景があったことは勿論ですが、清太の…
>>続きを読む最後のシーンで、戦争も惨劇も何も無かったかのように味気なく光る無機質な明るいビル郡を見つめる後ろ姿にただただ悲しみを感じた。
現代の明かりの下では、蛍の弱々しい光はとても敵わないし、彼らの人生も蛍の…
© 野坂昭如/新潮社, 1988