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ヴァージニアのeop421のレビュー・感想・評価

ヴァージニア(1993年製作の映画)
3.0
追悼ジュリアン・サンズその5。日本人の女性監督の作品です。日本の映画で評価の高いものは沢山ありますが、そういえば海外の作品で日本人が監督してるものってあまり聞かないですね。そういう意味で貴重な作品かもしれません。主人公アレックスは吸血鬼。愛していたヴァージニアに瓜二つのアンに出会いますが…。若い頃のジュリアン・サンズにピッタリの役柄で、妖しくも美しいです。アン/ヴァージニア役のスザンナ・ハミルトンは1984でジョン・ハートの相手役だった人ですね。美女タイプではない方ですが、印象に残る顔立ちで素敵でした。最後の展開も良かったのですが少々映画の作りに安っぽさがチラチラと…。もう少し過去の出来事を深堀りしてくれたら印象が変わったかもしれません。それと音楽がなんせ悪くて興冷めです。エンディングなんて出来の悪い店内BGMのよう。DVD化しないのも仕方ないのかもしれません。
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