あき

アジャストメントのあきのレビュー・感想・評価

アジャストメント(2011年製作の映画)
3.0
昔の童話はどれも王子様と結婚してめでたしめでたしで終わるけど、それが本当の“幸せ“なのか、と言われて久しいけど、そんなオールドスタイルで来たかと思った。
男女の恋愛感情にとって、“時“は残酷で、時間の経過とともにその熱量は薄れ、最悪の場合、関係自体壊れてしまうものであって、“永遠の愛“なんてあるならそれを選ぶという決断もあるけど、自分だったら社会的成功と恋愛を天秤にかけたらどちらを取るかということをそんな目線でこの映画を観ていた。
てか、婚約者の男性が引き立て役すぎて可哀想過ぎないか。
この物語のふたりが、時を経て、恋愛感情のピークを過ぎて社会的成功を放棄したことを後悔しないことを願うばかりだ。
あき

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