午前10時の映画祭にて。
今更ですがレビュー。
その眼!
健さんの眼光に痺れました!
極道から足を洗い漁師として暮らしていた男。
その港町に新しく開かれた居酒屋と若い女店主。
女店主には幼い息子と、女を追ってきた連れの男が1人。
なんてことないはずだった漁師町に不穏な空気が流れ始め…。
多くは語らないながらも、皆に頼られ、実際助けてまわる、男が惚れる男像でした。これが高倉健…
冒頭に書きましたが、セリフがない時の眼こそが人物を語っているようで、観ている側の想像を膨らませてくれるいい役者だなと思いました。
まさに「雄弁は銀、沈黙は金」
ネオンが80年代を感じさせました。