にっきい

ハーレーダビッドソン&マルボロマンのにっきいのレビュー・感想・評価

2.5
コンコルドが飛んでた?

ミッキー・ローク主演のアクションものって事で楽しみにしてた作品、だと思う。
当時はタイトルの意味すら知りませんでした。

店を守る為に銀行強盗する話し。
映画観てる時は単に好きなものをあだ名にしてるだけかと思ってましたが、後で雑誌か何かで読んだんですが、ハーレーダビッドソンもマルボロ(たばこ)もアメリカを象徴するもので、その2つの通り名を持った男の話し、つまりザ・アメリカンな話しって意味だそうです。
2年ぶりに故郷のロサンゼルスに戻ったハーレーダビッドソンは、親友のマルボロと共に親代わりに自分たちを育ててくれたジャイルズの店を守る為に現金輸送車を襲う。
しかし盗んだ荷物の中身は現金ではなく街で話題の新型ドラッグ"クリスタル・ドリーム"だった…、って話し。
アメリカを代表する名前を持つ奴らの話しだから、もっと爽快痛快な作品かと思ったたら、金が無いからいきなり銀行強盗?
何この短絡的な思考。
しかも犯罪ですやん。
ここで「この映画ちょっと変なのかも?」と気付きました。
でもここから現金輸送車がドラッグ運んでたカラクリを暴き、悪を退治する話しなら心躍る。
なのにこいつら一緒に強盗した仲間や育ての親のジャイルズ殺され必死で逃げる。
ハーレーダビッドソンなんてマトモに銃も撃てない。
主人公2人がイマイチ格好良く無いんだけど仲間たちは結構魅力的。
はみ出し者たちの親代りの黒人(死亡)
皆の集まる酒場を切り盛りするコメディ担当(死亡)
聾唖者のメキシコ人(死亡)
賭けアームレスリングのチャンピオン(死亡)
って、皆んな死ぬんかい!
更に敵が格好良く無い。
日本製ケプラー繊維の防弾コートがダサいし、と言うか手や顔丸出しなのになんで平気なの?
しかも顔が普通のおっさん。
と言うわけで、キャラにもアクションにもストーリーにも魅力の無い凡作。

今朝の1曲
CLOACA『The Golden Path』
これは昔大阪にあったアングラCDを扱っているGREAVEと言う店の新譜紹介で見つけたバンド。
ジャンルはDOOM。
アルバムの1曲目(https://m.youtube.com/watch?v=0n3b3vnsyNA)がめちゃくちゃカッコよかったです。
でもマイナー過ぎてどんなバンドなのかどころか、どこの国のバンドかすら分かりません。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1992年
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:98分
備考:過去鑑賞記録
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