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パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)のmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1948年イスラエル国家の建国により70万人以上のパレスチナ人が暴力的に追放され迫害され全てを奪われ難民となってしまった凄惨な出来事をナクバ(大惨事)と呼ぶ。
※インティファーダ(民衆蜂起)はイスラエルの占領支配に抵抗するパレスチナ人の抵抗運動。

イスラエルによる占領・侵略行為は徐々にエスカレートしていったものだと思っていたけど、48年にはすでに民族浄化の計画があった事を知り戦慄した...。
つい数年前まではナチスによる民族浄化の被害側だったのに。

人間っておそろしい生き物だな。ひとたび民族意識が高揚されれば血を血で洗う惨劇が引き起こされてしまう...。それはどこの国でも起こりうる事だと思うと無力感でいっぱいになるし、苦しい。

キリスト生誕地といわれるベツレヘム(ヨルダン川西岸)までもズタボロに破壊されてた...。

2024-129
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