スキンヘッドの殺し屋が主人公のゲームを原作にしたバイオレンスアクション。
ロシアでの暗殺任務を見事に遂行したはずが組織にハメられてインターポールと組織の追手の両方から追われることになった主人公が、目撃者の娼婦を連れて逃亡しながら復讐を期す物語です。
ストイックな暮らしを送る凄腕のヒットマンというキャラクターがありがちなのはともかくとして、そのキャラクターの作り込みがイマイチなのは頂けなかったです。
冷酷無比な仕事ぶりに加えて無機質な私生活を描いておいてこそ、その後の女との出会いによる変化が際立ったと思うのですが、そこの描写が欠けているのでまるで主人公の魅力が出てきていませんでした。
アクションシーンはそれなりに楽しめましたし、ロバート・ネッパーが見れたのは良かったです。
