君(の作品)が好きだから邪魔なモノは全て排除してあげる！と胸毛凄い親父がネチネチ絡んでくるフランス産サイコスリラー

全ての言動がキモいし、首下まで胸毛あるからシャツ着てもモサモサ飛び出してるのヤバかった(笑)

挙げ句、他人の別荘に泊まってまで平然とSEXするの、ほんとなんなんフランス人www

まあ夕食時から、会って数時間なのに身体の相性がどうのこうのとか勝手に申告してきてて、お前ら他に考えることないのかよ！といつも通り呆れたのでした～

こぅさんオススメ有難うございます(=ﾟωﾟ)ﾉ



子ども3人の育児に疲れ切ったミシェルとクレール夫婦は、バカンスに別荘へ。

とはいえ、子どもは泣き叫び続けてるし、別荘も車もボロボロである。

が、道中高校の同級生ハリーとその婚約者に出会い、グイグイ来るので別荘に誘った。

すると、何故かハリーはやたらとミシェルを褒め称え、昔書いてた詩や小説の続きをまた書いて欲しい、必要なモノは全て用意するから、とか言ってきて……



SEXの後は生タマゴ

夜中に他人の別荘でSEX後にタマゴあったの見えたから飲みに来たとかいう半裸の胸毛野郎、私なら撃ち殺しますね(笑)

ミシェルの父親が勝手に別荘に来て1部屋だけピンクにリノベして行ったとかw

四駆は品が無いとかww

これちょいちょいブラックコメディなんだよなぁ～
笑うとこなのかよく分からんけど！

疲れ切った君なんて見ていられない。
あの頃の君に戻って、また素敵な作品を読ませてくれ。

と、不気味な笑顔と胸毛で迫ってくる親父はなかなかにホラーでしたがw

展開は読めるけど、終始嫌ぁ～な空気が流れてるキモ良作☆

【距離感と執着心がただただ気色悪い良作】
昨年の春に映画館で観た同監督の「12日の殺人(2022)」が印象に残っているので今作品も鑑賞してみました。

男性が卵を持つジャケット写真が古臭くて何だか笑えるww
実際鑑賞してみましたら内容が気持ち悪すぎてドン引きでした。
(褒めてます)
「12日の殺人」よりも断然こちらの方が不快指数が高くて好みです♡

内容はピーター・ウィアー監督の「ザ・プラマー／恐怖の訪問者(1980)」を思い出しました。
距離感考えてよね系とでも言うのでしょうか。突如表れた距離バグさんからパーソナルスペースを侵される人怖もの。
実際に主人公と同じ目に遭ったら発狂しそうですがフィクションとして第３者目線で観る分には大変おもしろい題材だと思います。
結構現実みがありますよねこういうお話って。

謎の人物ハリーが前半は超絶良い人、後半からキチ○イっぷりを発揮しだす緩やかなどんでん返しも素晴らしい。
照明と劇伴の効果で４体遺棄のカットがゾッとする程恐ろしかった…。
かなり見せ方が上手いと思いました。
ていうかハリー、あまりにもサクサク56し過ぎ😂

ジャケット写真の卵が生卵ってところが蛇のメタファーだと思いました。
実際ハリーが精力をつけるために生で食べるという台詞がありましたし。
ハリー(蛇)と関わる主人公ミシェルさん一家の行く末を暗示していました。
生卵つながりで「バージンス・ローター(1983)」や「ファニーゲーム(1997)」も思い出しました。
もしかしたら卵の存在はこれらの作品のオマージュなのかも。

終盤はハリーから書いてとしつこく圧をかけられた書きかけの小説ではなく、新しい題材で書き始めたミシェルさん。
タイトルは"LES OEUFS"(les œufs)。
日本語で卵という意味。
しかも複数形。そこに意味がありそう。
蛇(ハリー)に食べられる獲物だった卵が、いつの間にか新しい始まり(羽化)のメタファーに変わったように感じた。
ラストまで観て今作が主人公ミシェルさんの成長物語なのだと自分なりに解釈しました。
ハリーの存在は謎のままでしたしミシェルさんの詩や小説への執着心がひたすらキモかったですが何か、ひと山越えたというか困難を乗り越えた感がありました。

ピンク色に塗られたバスルームも絶妙な場面つなぎのメリハリになっていて凄いなって。
後は主人公の３人の小さな娘ちゃんたちが良い仕事してました♡♡
冒頭で親を苛つかせる騒がしさ。
中盤はハリーをヒヤッとさせる油断できない目撃者。
ラストは家族愛の象徴。
可愛いだけじゃなくて、ちゃんと娘ちゃんたちの存在に意味があるのがすっごく良いと思いました♡

• #とばっちりホラー
• #成長物語
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• #地雷男
• #フランス語
• #Toineとメンヘラ
• #Toineの感想文

ハリーの薄気味悪さがまとわりつく感じ。


シャンテシネ3
2001.6/6 55本目

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