ゾロ

リオ・ロボのゾロのレビュー・感想・評価

リオ・ロボ(1970年製作の映画)
3.5
BS自動録画分鑑賞

想像以上に骨太なストーリーだった
すんなり終わると思ったら・・・
やっぱり・・・ドンパチするのね

無法の町リオ・ロボを舞台とした
西部男の心意気を描いた映画

南北戦争末期、北軍の大佐は
南軍の大尉率いるゲリラに金塊を奪われる

南軍の大尉を捕え収容所に送還後、終戦

部下を失った大佐は、怒りの矛先を
南軍では無く北軍に居た裏切者に向ける

南軍の大尉と再会した北軍の大佐は
裏切者が居たら、教えてほしいと酒を奢る

探していた裏切者の潜伏先が
リオ・ロボ

リオ・ロボから逃げてきた女性
リオ・ロボで無法者に虐げられている者達

多くの人物を巻き込んだ戦いが勃発する





アメリカにおける南北戦争は、
世界大戦よりも死者が多い戦争で
いわゆる大きな内戦(シビル・ウォー)

奴隷制や資本主義、輸出や市場経済
自由と再起を願う移民達で構成された州が
自分達の意思と生活を守る為の戦いだと思う

 戦争のせいだ、許せないのは裏切者

この考え方は、
自分の主張同様に、相手の主張も尊重する

やっぱり、アメリカは二律背反な考え方を持ち
理想は掲げるが、現実的な合理的な選択をする
ゾロ

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