こだわり道場師範代

リオ・ロボのこだわり道場師範代のレビュー・感想・評価

リオ・ロボ(1970年製作の映画)
4.0
【ジョン・ウェイン、その晩年の作品】
監督は、ハワード・ホークス。
「赤い河」(1948年)、「リオ・ブラボー」(1959年)、「エル・ドラド」(1966年)を始めジョン・ウェイン主演で観させてもらってる。

本作でのジョン・ウェインは(当時63歳)。
その輝かしい映画経歴の中でも晩年の作品ですね。
監督にとっては、これが遺作となったようです。

映画は2時間近いものとなってます。
南北戦争時代から終戦、それからまた時間が経ってと言う設定の中、戦争中の敵では無く味方の裏切り行為が忘れられずその恨み(かたき)を晴らす。と言ったモノ。

話しは長いがまぁボチボチの展開で飽きずに観ていられた。
それでもマカロニ系が好きな人は退屈に感じてしまうかもです。

ジョン・ウェインを始め出演者らの見事な手綱捌きも見どころの一つだと思います。
マカロニ系とは一線を画すアメリカの西部劇好きな人にオススメします。