バリー

コーチ・カーターのバリーのレビュー・感想・評価

コーチ・カーター(2005年製作の映画)
4.0
実話を元にした映画。
こんなドラマチックな実話ある?
そりゃあ脚色してるだろうけど、それでも前シーズン地区大会超敗退のチームを州大会まで連れて行くって、しかもきっちり学業もやらせて将来を導いてみせる。
大体の人が綺麗事だと諦める事をコーチカーターは諦めなかったんだな。
こんなにも熱くて優しい先生がいるなら学校もまだ捨てたもんじゃない。

登場人物の高校教師が言っていた「仕事が増える」、そう思う教師が90%以上だと思う。
そりゃそうだ、報酬以上の事なんてしたくないよね。
まぁ個人的にはそんな奴がそもそも教師になろうとすんなよって話だけど。

コーチカーターは子供達の為に、若者の将来の為にその時は嫌われてでも何かができる。
間違いなく恨まれただろうし、下手したら襲われたりする可能性もあっただろう。
アメリカでバスケットっていえば3大スポーツの一つだし、日本と違ってバスケットに命かけてる生徒がいても不思議ではない。
その瞬間の輝きももちろん大事だけど更にその先を見据えた指導、そうそう出来るものではない。
その上、チームをチームとして成長させる。
やり手すぎるだろコーチカーター。

この映画を観た全ての人がコーチカーターの勇気を少しでも現実に反映させる事ができれば、世の中もう少しより良くなるんじゃないかな。
学生も先生も、ホワイト企業もブラック企業も、一般社会も裏社会でさえも。
自分の為身内の為だけでなく、大きな視野で先を見る事ができれば。
我が身可愛さの保身にばっかり走ってないで人の為に、勇気を。

サミュエルLジャクソンはやっぱいいね。
星の王子ニューヨークへ行くの時からずっと好きだからね!ミーハーですんません!

arrowのレネもいてちょっとびっくり。
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