ぐるぐる

コーチ・カーターのぐるぐるのレビュー・感想・評価

コーチ・カーター(2005年製作の映画)
4.0
選手と契約を結び、弱小チームを導くコーチカーター
今が楽しければそれでいい
そんな不良生徒たちが勝利を、自分の人生を勝ち取っていく姿に胸が熱くなる
自分はどう生きたいか、そのためには何が必要か
たとえ最初は強制であっても少しずつその意味を理解し、自分からそれを望む過程
体育会系という言葉が就活において強い意味がこの映画をみれば分かると思う

クルーズが恐れていたもの
その答えはある詩からの引用なんだけど、目から鱗な考え方だった…
この言葉に辿り着けただけでも、この映画を観てよかったと思った

部活のときに先生に言われたこととか、試合の緊張感と熱狂とか、バスケをしたことある人なら熱くならずにはいられない映画でもある
自殺ダッシュ、私のチームではフリースロー練で外した人だけ20秒以内で走り切れるまで続くやつでやってたな…思い出しただけでしんどい…

部活と勉強を同じように大事にするのは今でこそ結構当たり前になってきてるけど、この環境でこんなことをやってのける大変さがひしひしと伝わってくる

何となくバスケって野球ともサッカーとも違う独特の"クール"さがあるし、それは努力とか汗とか涙とかから少し遠いものだからこそ、こういうスポ魂映画になりうるのかな
バッシュが床を鳴らす音やボールのキャッチ音、シュート音、音が多いのも映画に向いてる