ユナマリア

BROTHERのユナマリアのレビュー・感想・評価

BROTHER(2000年製作の映画)
5.0
■2回目(2024/1/3)
北野武監督第9作。

この当時の集大成的な作品でもあり、一種挑戦では無く妥当な内容に落とし込んだようにも思う。

しかし「兄貴」と言うキーワード、テーマを見事に使った脚本だなと改めて感心。

あと寺島進のバスケの場面は「ソナチネ」の相撲と同じくらい笑えた。


■1回目(2023/8/19)
日米合作による北野武監督のバイオレンスもの。

「アウトレイジ」以外の代表作を初めて鑑賞したが、本作はかなり好み。

いわゆるヤクザ映画なのだが、独特の絵と静かな音楽によって、何とも言い難い世界観に仕上がっていた。

タイトルの意味が最初から最後までテーマになっていて、どこに感情を持っていかれるのか、と言った見方も出来る。

「アウトレイジ」シリーズ同様どのキャラも最後なのだが、個人的には寺島進と加藤雅也が演じたキャラが好き。

しかしデニーがキーパーソンだとは思わなかった。
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