アナウィンターが現役だという事に驚く。ファッション誌に贅の限りを尽くす拘り、まさに貴族の遊びだなあ。え、もうそれでいいじゃん！って突っ込みたくなる最上を躊躇なくボツにしてはまた最上の最上を創り上げる。妥協を一切許さないファッションへの愛は、アドバンストスタイルと通ずるものを感じた。
太陽のもとテニスをするというのに、デイモン・ダッシュにラルフ・ローレン、ルイ・ヴィトン。'60年代のピアジェ。「自分の審美眼に沿った生き方を守ってる」と語る編集者にじーん。いい意味で、我の強さは身に付けるものにも反映される。
アナが不在の時にばかり文句を垂れる編集者達が面白かった。公では「vogueのアナ」の女性が、帰宅するや否や一人の母親として生きている、そのリアルさ。さすがドキュメント。
自身の作ったvogueをリビングに並べ、それを手に取り娘と会話をするシーン。手掛けた1冊1冊さえ、まるで娘のように愛すのだな〜〜と思った。1時間半と短いけれども視聴中何度か飽きた…
