このレビューはネタバレを含みます
ベルイマンの”処女の泉”をベースに、娘を惨殺した脱獄囚への復讐をする両親のお話。
とにかくBGMが陽気すぎて、(若干コメディのようなシーンもありますが)作品全体の雰囲気とマッチしていないのが気になり…
血みどろスプラッシャー映画が雨後の筍みたいに公開されていた80年代。
’72年製作作品ながら、「エルム街の悪夢」の監督であることもあってか、’87年になってようやく公開となった怪作というか珍作。
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このレビューはネタバレを含みます
TSUTAYAでDVD借りてきて観たんだけど、画質が悪くてそれがカルト的な映画を観ているんだという気分にさせてくれた。実際本作はカルト映画とされているみたいだ。
巨匠ウェスクレイブンの処女作なのだが…
凶悪な脱獄囚4人組に惨殺された娘の両親によるリベンジものの本作。
行われている行為とあまりにもマッチしない能天気な音楽が流れ続ける中、長い追っかけっこと、呑気な警察官にイライラしながら観ていた前半…
ショーン・S・カニンガムが製作を務めたウェス・クレイブンの監督デビュー作。
若い女性が脱獄犯4人組に理不尽に辱められ惨殺される物語で、プロットを「処女の泉」から拝借してそれをスプラッタに仕上げるだけ…
胸糞………いや、後半の転調っぷりはもはやコメディ。
お前ら!!マジコロス!!!モードに入った両親のあまりの豹変っぷりに思わず笑ってしまった。胸糞シーンにラブラブペアレンツが度々挟み込まれる前半は悪趣…
胸糞殺人と鮮やかすぎる復讐劇、やりきっても悲しみと虚しさしか残らないよっていう。
ウェス・グレイヴン監督デビュー作、ベルイマン「処女の泉」を下敷きにしたとあったが全然違う、というか「処女の泉」の胸…