邦題が内容とちぐはぐ。原題は「The Last House on the Left(左の道の行き止まりにある家)」。映画秘宝デビルプレスにて平山夢明・中原昌也、三留まゆみ、柳下毅一郎、高橋ヨシキのチームが”恐ろしい映画オールタイムベスト1”に選出。後に「エルム街の悪夢」「スクリーム」を撮るウエス・グレイン監督のデビュー作。人体の直接的なスプラッター要素はあまりない。明るめの音楽をBGMに、モラルのない強盗ファミリーにもて遊ばれ殺される娘と、娘の両親による復讐が描かれる。「ファニーゲーム」のような不謹慎な殺人の物語を低予算で作ったC級映画。秀でた要素はあまり見つけられなかった。元ネタはベルイマンの「処女の泉」。