人生成り変わっても結局は自分次第
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売れない貧乏役者の桜井は人生に行き詰まっていた。凄腕殺し屋のコンドウは法外な報酬にも関わらず仕事は順調。そんな2人の人生が風呂屋で交差する。コンドウが風呂屋で足を滑らし失神すると、桜井はすかさずロッカーキーを入替える。記憶を無くしたコンドウが桜井になり、貧乏役者桜井は殺し屋のコンドウになる。別な人生を歩み出した2人だが、状況は思いも依らぬ方向へ転がって行く。
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ダメな奴は何やってもダメだし、優秀な奴は何やっても優秀って言う皮肉さ。お見事!堺雅人さん、香川照之さんのおふたりは役に応じて、様変わりする表現方法は、名優っぷりを余す所なく体感出来ますね。コメディ、サスペンス、恋愛全てのバランスが上手い事構成されており、飽きさせない演出脚本は観ていて心地いいです。