劇場であの暗闇から穴が開く瞬間が見たくて再見したが、冒頭の盲人を追走するクレーンショットの広がりがかなり良かった。そういや紛失したマクガフィンを後から捜索するのって中々ないよな〜っと思いつつ。
カー…
ずっと気持ち良い。ショットと照明。何もかも気持ち良い位置に収まっていくし、動いていくから、フリッツ・ラングうますぎ!
状況の説明とシーケンスの展開の繋がり方が気持ちよかった。特に工場への空襲の場面。…
主人公のレイ・ミランドが不条理な事態に巻き込まれていく発端となるバザーのシークエンスが時間の止まったような不気味な空気を漂わせる静穏に包まれ、全てのアクターがフェイクの相貌を纏う中、凝視するキャメラ…
>>続きを読むフリッツラング作品で最近観たのでいうとマン・ハントのほうが好きだなあ
なにより白い文字の字幕が読みにくかった…
登場人物全員が怪しくみえる
裁ちバサミで電話のダイヤルまわすの好き✂︎
光と影…
ラングの前作『マン・ハント』と比べて画面構成がよりソリッドさを増し、ホラー映画と見紛うような幽玄さを醸しており秀逸。また、国家権力に対する疑心暗鬼な要素が盛り込まれておりサスペンス感もUP。
取っ…
面白い。精神病院から出てきた男が老人に殴られ、降霊儀式に参加させられ、ナチスの陰謀に巻き込まれる。白と黒のコントラストがしっかりしてて画面が美しい。
精神病院から出てきた男ながら、この男の信頼のな…
悪い夢にうなされているかのような前半部分が滅法面白い。オープニング、振り子時計をジッと見つめるレイ・ミランドの姿が映された時点で、既に現実と妄想の境界線が曖昧。「母の会」バザー、盲目老人の襲撃、奇妙…
>>続きを読むまず「恐怖省」っていうタイトルのセンスが良すぎる。「1984」に出てきた「真理省」「愛情省」みたい。映画自体は「1984」のようなディストピア映画とは違うものの不穏な雰囲気を纏った作風でなかなか良か…
>>続きを読む