百鬼園先生

回転の百鬼園先生のレビュー・感想・評価

回転(1961年製作の映画)
3.0
幽霊の登場と退場が絶妙。特に白昼に現れる湖畔の幽霊の撮り方が怖い。「子どもたちが悪霊に取り憑かれてる!」と証拠も立脚点もあやふやな説を盲信する主人公が一番の狂人に見えるし、そもそも男性との距離感やショタコン匂わせなど狂いの伏線がビシバシに撒いてあるの意地悪。眠れぬ夜に見る幽霊と子どものダンスが美しい。