ぶるーべりー

鉄男 TETSUOのぶるーべりーのレビュー・感想・評価

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)
4.0
体が金属になっていく男の話。ストーリーは薄い…というかよく分かりません😆登場人物は5人ぐらい。

大雑把に分類すると邦画SFによくある着ぐるみ特撮バトル映画になるんだろうか。
でも編集が独特すぎる…不鮮明でアングルがコロコロ変わる白黒の映像のおかげでクラッシックな怪奇ホラーのような不気味さもある。
それと早送りのような不思議な演出やストップモーションでウネウネ動く金属のグロテスクさが合わさって唯一無二の雰囲気を出している。
難しそうなカットは寄りで撮ったり低予算ぽい部分もあるけど、それが逆に「はっきり見せないことによる恐怖」を演出するのに一役買ってる感じ。

「鉄男(てつお)」というタイトルからもそんな気はしてたけど、やっぱりAKIRAに影響を受けてる感じはする。
後は「片腕マシンガンガール」に近いノリというか悪ふざけを感じました😅
痛そうな描写やエログロがOKならかなりオススメです、1時間ちょっとと短いし!
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