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エスターのPoMooNのレビュー・感想・評価

エスター(2009年製作の映画)
3.2
エスター、彼女が欲しかった愛は子供へ向ける親の愛情じゃなかった!? この家族はどうなる?助かるのか?にハラハラ。

この作品はサイコスリラー💦だった。9歳の容姿にしてはあまりにも大人びている言語表現力と、悪知恵の働き方に戦慄。
たとえエスターが子供であってもケイトは女として、母親としてエスターの嘘とヒタヒタと迫る不気味感にすぐに気がつくが、父親ジョンは「パパ大好き、パパ愛してる、優しい」の言葉に惑わされてか?妻であるケイトの言葉を信じようとしない。妻信じないでどうすんの、家族守れないよ、と、そこにイライラさせられる。カウンセラーも役立たずだが、子供を守る母の力は偉大。

最後に彼女の正体は明かされるが、歯医者を嫌がる、入れ歯を取った場面、ブラックライトで現れた絵が真実をあらわしている。エスター役のイザベル・ファーマンの演技が凄い。化粧を落とした顔がエスターの実年齢にちゃんと見える😱

それにしても、どうしてそこまでの凶暴性と残忍性になったのか?続編のエスター・ファースト・キルを見たらわかるのかな?
今回は原題より邦題のエスターの方が秀逸だった。
No.1168
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