「This is the bad bitchの美学」
霊的なパワーで怖い系かと思ってたけど
シンプルに狂った女系だった。
こういう系は
サイコ側の過去の明かし方をミスると
怖いより可哀想が勝っちゃう。
特にトイレで発狂したり
首飾りを外されそうになって
叫んでるのを見ると
犯罪者心理学に興味がある人は
彼女自身のトラウマや虐待された過去
みたいな部分がチラついて
感情移入してしまい
怖さが半減してしまうのではないだろうか?
頭も良くて容赦がないエスターだが
殺害の手口は
どこか杜撰で中途半端なので
もう少しスマートで良かったかも。
とはいえ最終局面はハラハラしました。
ベラ・ファーミガは
ベイツモーテルで見せた毒親役がハマりすぎてて
今作でもまんまと術中に
ハマっていく母親を半狂乱で
演じ切っていました。