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エスターのrensaurusのネタバレレビュー・内容・結末

エスター(2009年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

怖すぎます。
発育障害と人格障害を抱えている彼女に、底無しの恐怖と憐憫を覚えさせられる圧倒的な衝撃作。

詐称して養子に入り、人を操って散々家庭を荒らした挙句、最終的にはただ男とF◯CKしたいとかいう色欲爆発破壊神。

鋭すぎる母親と、周到すぎるエスターとの頭脳戦も凄まじく、追い詰めあって最後はリアルファイトという展開も面白い。

子供たちも非力過ぎず、低脳過ぎないリアルな働きを見せてくれ、その健闘っぷりに応援せずにはいられない。

今作はエスターが狂っていることを比較的序盤から明示するのだが、終盤まで母親がおかしいのかエスターがおかしいのかを引っ張る構造でも面白そうだなと思った。

ホラーアイコンとしても、サイコスリラーとしても唯一無二のゾクゾク感が味わえる最高の作品でした。
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