吉良吉影

エスターの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

エスター(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

敬遠してきた名作をやっと鑑賞。ホラー嫌いなので、「女の子がエクソシスト的な心霊に取り憑かれて」みたいな話だと思いビビって見てこなかった。しかし、想像していたよりも斜め上な話で、最後のネタバラシに「え!そうだったのか!」と驚愕。エスターの最初に会った時と終盤の時の差が凄い。ただ狂ってる奴だと思っていたのが、実は成人した大人だったというコナンばりの展開は本当に驚いた。

ホラー映画というよりも胸糞映画。こういう一人が真実を知ってて、それに早く周り気付けよという内容は嫌い。気付かないせいで、どんどん事態が悪化していき、凄くもやもやするからだ。それにしても登場人物が全員こぞって無能。最後全員死亡エンドじゃなかったのがせめてもの救い。

胸糞は勘弁だが、このような人間って怖いなと感じさせる映画はスリルがあって楽しい。
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