最近続けて観ているナンニ・モレッティ監督❗️
こちらはかなり前からマイリストに入れてあった作品でしたが、ようやくその波に❤️
【コンクラーヴェ】(現ローマ法王が逝去すると次期法王を決める選挙のこと)
世界中のカトリック教徒が大注目し見守るが、無信心の私でも大行事の時は気になってしまうもの。
現在の教皇フランシスコ(2013年3月13日〜)が決まった時、アルゼンチン人(🇦🇷は第2の故郷のよう)であったのがとっても嬉しくて、夢中で人となりを調べたし、ドキュメンタリー映画も観たりした。何よりも平民と同じ目線で物事を捉え、控え目であり、優しく親しみ易い方なので、安堵するし大尊敬しております。
話が逸れましたけど、コンクラーヴェは荘厳な雰囲気があり、身が引き締まる思いがして興味津々で見届けたくなるのです😅
コンクラーヴェを題材にしている作品も多い。
『2人のローマ教皇』
『ローマ法王になる日まで』
『天使と悪魔』等..
ナンニ・モレッティ監督は本場イタリア🇮🇹人なので、どんな内容なのかが楽しみだった。
しかし、この作品に関しては...『IF』の世界でした。
通常なら大方決まった候補があるもの。あり得ない話だが、この作品は誰も予想していなかった人物が新法王に選ばれます。
その時点でコメディになりますが...人間は究極に陥った時どうなるのか?を名優ミシェル・ピコリが、哀愁と人間の弱さと人の良さとを演技力で魅せています。
民集の前で挨拶する段になって、恐怖で泣きじゃくり、精神科医(ナンニ・モレッティ)に診断を委ねるようになるが...街中に1人に逃げ出してしまう。そこで民衆たちと触れ合って、自分にとって何が大切なのか?を見出していく。
ラストはビックリ😮