ぱりぱり

海辺のポーリーヌのぱりぱりのレビュー・感想・評価

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)
3.5
映画ってやっぱり画面だったり(CGとか俳優のルックスとか)ストーリーにインパクトがないと観客が惹きつけられにくいけど、その点ロメールは映画としては地味なのに面白いのが不思議

結局みんな自分が考えている恋愛とは正反対の恋愛をしていて、ことばが経験や自分を離れて一人歩きしてた
ことばを組み合わせてもっともらしい哲学を言っても、自分の率直な感情からは離れちゃう、そもそもことばで全部論理的には説明できないだろうし

ポリーヌがいろんな意味で強い
年上の人とか経験豊富な人が言うことって今は分からなくても正しいのかなと私だったら思っちゃうけど、ポリーヌは率直疑問投げかける、このまま恋愛を経験してもあの大人たちみたいにはならないでほしい
でも結局みんな恋するとこんなになっちゃうのかな...自分も含めて。ただ、自由の国フランスはやっぱり日本と違いすぎてついていけない笑

「言葉多きものは災いの元」クレアチン・ド・トロワ