じぇいらふ

勝負(かた)をつけろのじぇいらふのレビュー・感想・評価

勝負(かた)をつけろ(1961年製作の映画)
3.2
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3を観まくれシリーズ②

2作目。勝負と書いて(かた)と読ませる。いいですよね。『現金(げんなま)に手を出すな』とか敵(きゃつ)とか笑こういう粋な邦題最近ないですね。いわゆるヤクザ映画フィルムノワールの雰囲気。で作品は、、、???なんか変な映画だぞ笑

平原。車🚘が1台。銃の練習する男:ベルモンドに来客が〜はじまり

ロベルト・ラ・ロッカ:ベルモンドは、無実の殺人罪で収監中の友人アデを救うために、マルセイユにやって来た。アデを嵌めた賭博場のヤクザのボスを、、、いきなり🔫殺す。そして賭博場を乗っ取りつつアデの妹と共に彼を救うために動き始める、、、はずなのだが色々あって。。。というおはなし

主人公ロベルトかなり向こう見ずなヤバイやつです。銃の腕が凄いのはわかるのですが、いきなり殺す展開とかおいおい😅って感じ。友人のアデも結構なヤバイやつでヤバイ奴同士なんかヤバイ展開に巻き込まれます。

登場人物変な奴多いです笑。ボス殺されてもなんか普通にしている部下とか。やたらスーツを気にしすぎる男とか笑。唐突に厳ついアメリカ人のごろつきがやってきて面倒になったりとか。アメリカ人🇺🇸=服装がラフというステレオタイプ笑

ストーリー展開も変で、あれよあれよと唐突に変化していくので、結構予測不能です笑。どうなっちゃうのこれ?と。そして、、、衝撃(でもない)Fin笑。

これはネタばれしてあれこれ突っ込むのが楽しいと思います。

⚠️以下ネタばれ ↓ ↓ ↓


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ヤクザのボス殺しても結構大丈夫なんだね笑とか。結構大物っぽいけどいいのか?とか突っ込みたくなる。

ストーリー展開が凄いす。賭博場編~刑務所編~地雷撤去編~その後の彼ら編と目まぐるしい🤣この中で刑務所編と地雷撤去編はとても面白くてよかったです。しかし結構雑過ぎる監視の刑務所とか、囚人長脅しても大丈夫なんだとか結構サクサクヤバイことしてますよね笑。

地雷撤去編はかなり緊張感あっていいですね。刑期短縮するためとはいえ、見ていてドキドキしましたよ😱。自分ここがラストで二人とも死ぬじゃね?と思ったのですが、、、死なない。つか絶対アデ死んだだろと思ったら、次の展開であっさり生きてた衝撃⁉️笑。

最後唐突にまたネヴァダなる謎の金持ち登場で、これまた脚悪いとか地雷撤去参加してたの?違うの?ややこしい属性笑。それが後に悲劇的展開になるのですが、アデやっぱりヤバイ奴だとわかって衝撃の喧嘩別れエンド、、、なんじゃこりゃ???と笑。全然勝負(かた)つけてない笑。そもそもなんでこの邦題なんだろ?

これ後に脚本原作のジョゼ・ジョバンニ監督の『ラ・スクムーン』で再映画化されるんですよね。こんな変な映画どう変わるのか??楽しみになりました🤣🤣