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乱気流/タービュランスのAZのレビュー・感想・評価

乱気流/タービュランス(1997年製作の映画)
2.9
U-NEXTの見どころに「1万メートルの上空でヒロインが二重三重の恐怖に立ち向かうアクションサスペンス」とあったので期待していたが、素直に進んでいき拍子抜け。ただ、レイ・リオッタのサイコパス顔がめっちゃ怖い。

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犯罪者護送中に起きる事件により、乱気流が起きる中、パイロット不在のまま進むトランス・コンチネンタル47便。自動操縦が機能したものの、着陸には人の手が必要。徐々に本性を表し始める連続殺人犯ライアンと戦いながらスチュワーデスのテリーが奮闘するというもの。

期待していたのはライアンが実はいいやつだった展開なのだが、普通にただの悪いやつだった。趣味を聞いたり挙動で相手の心理を読み解く姿が恐ろしい。そして徐々にテンションがおかしくなり陽気になっていく姿が不気味。

どうせ死刑なので死んでもいいライアンは次第に大胆になっていく。もはや遊んでいるよう。それに対し、どうにかして飛行機を無事着陸させようとするテリー。ただ、この展開ってありきたりすぎじゃないか。

どうにか味付けをするため乱気流という要素を入れ、回転する機内によって展開を与えていたが、意外性はなく面白みに欠けていた。

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最後らへん犠牲者を出さないために撃墜しようとしていたが、あの時点で撃墜しても犠牲者が結構出てたと思うのと、指示を無視して車だけ撃墜したパイロットの処分が気になった。
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