虚飾と尊厳、情愛の手段。当人ではなく、見守る側の内にある悲劇。父が初めて学校に来て感謝祭劇で詩を助けられつつなんとか暗唱する息子見て、言葉をかけるラストシークエンスに素直にやられる。ジュディ・ガーラ…
>>続きを読む知的障がい児の施設をめぐって、大人と子ども、院長と教師、行政と学校、医学と医療、設計と運用、字が読めて「お行儀」概念を理解できる子とそうでない子、といったさまざまな二項対立的なレイヤーを何種類も挿入…
>>続きを読む障がいをスペクトラム状に捉えているところが先進的だと思った。ボーダーラインにいる人には特に居場所がなくて、そのことを自分でも理解できてしまう。
建築を勉強しているから、父親が建築家であるところに上…
旧来のハリウッド映画とカサヴェテス的な映画の間での葛藤、もしくは格闘にクラクラする。「君の愛だけでは足りない」って凄い台詞だな。子供達への愛は大前提、しかし愛だけではどうにも出来ない。溢れる優しさと…
>>続きを読むカサヴェティス監督作品。製作は。良心的商業映画のスタンリー・クレイマー。知的障害児童施設に赴任したジュディ・ガーランドの、自閉症の少年への対応に対する、心理学者の校長、バート・ランカスターとの対立。…
>>続きを読むまだまだ演出スタイルに確固たる証もなく、(製作の)スタンリー・クレイマー作品と言う側面も多々ある、ジョン・カサヴェテス監督の初期作品。
知的障害に対する理解や寛容さなどもまだまだだった時代の作品な…
(別媒体から感想を転記)
2023/09/23
知的障害のある子どもたちのための施設に赴任した音楽教師の奮闘。Pacific State Hospitalというカリフォルニア州の病院の実際に知的障…
常に問いかけられてる
何が最善か
クラーク博士とハンセン
何も与えることはできない
後半の父親と父親の会話
子供達のお芝居のシーン
こんな施設にまとめないとやってけない社会。
一緒に暮らしたい
…
1963年製作。製作スタンリー・クレイマー。脚色アビー・マン。監督ジョン・カサヴェテス。わたしは、本作を過去二度観ている。前回は2000年のカサヴェテス特集、何故また観る気になったのかは全く分かりま…
>>続きを読むルーベンの父親が自分の息子に障害があることを受け入れまいとするシーン、ルーベンを持ち上げた父親を仰角で捉えたショットが異様な緊張感を醸す。こういう何が起こるか分からない緊張感がカサヴェテスの作品には…
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