ChinaHiranuma

清水港の名物男 遠州森の石松のChinaHiranumaのレビュー・感想・評価

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観たあと体が震えて差し入れのコロッケがうまく食べられなかったよ食うなよ食べたよくれたんだから。おんなじ船出ったって、お出かけの人も、お別れの人も船頭もいろんな感情でそれぞれがそれぞれそこにいて、楽しく水溜まりに転がる人、恋人と仲良くおんぶして帰る人、これから斬られる人、みんなに祭りの日はあって、みんなに雨は降る。当事者でも人ごとでも。そういった一言で方付けられないけど当然のことが場としても時間としてもそこにいる人間のあり方としても画面に映ってて、私はそれを観ていました。なんなのか分からないまま骨抜き息をのんで涙。
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