女に惚れて来いと旅に出される片目の男。一目惚れして純情恋路。おらあ死ねねえよ斬るよ。生きてるからこそ咲いてる花があるからな。涼しい顔して薙ぎ払うひとたち。宵に開いて朝にはしぼむ。楽しげに音頭をとって…
>>続きを読む1958年のマキノ雅弘監督作品。
清水次郎長シリーズのある1編を描いた今作。うぶでおちゃめで生真面目な隻眼の男、中村錦之助演じる石松のキャラクターがとてもいいね。志村喬との押し問答にはつい笑顔になっ…
片目の男の一生に一度の恋。贅沢なときめき大放出も、『恋山彦』撮った人なんだからこのくらい容易いか。恋に落ちれば世界はピンク色に染まっていく。特に風呂のシーンは致死量のときめき。
かったるかった親分と…
綺麗なカットは沢山あったし、ラストのお面部隊進軍からの殺陣なんかは見入ってしまった。
ただ、いかんせん台詞が聞き取りにくくて話が分からなさすぎる、石松は知的障害なんか?という疑問、中盤が退屈、みん…
みんな元気でいい人でマキノ雅弘のヒューマニズムに溢れた名品ですね。やはり中村錦之助が元気でよいです。藤のシーンと夕顔のシーンがとても気が利いててグッときます。気風のいいやくざの初めての恋と悲しいラス…
>>続きを読むマキノのどこが偉いかは分かっていないので、トンチンカンな感想かもしれないけど。モブシーンが素晴らしくて(あれだけ大人数で長めに回しているのに、コントロールされているのがすごいと思う)、丘さとみ・中原…
>>続きを読む丘さとみが一番好きな作品と言うだけあって「弥太郎笠」と双璧をなす恋愛映画の傑作。特に錦之助の粋な石松は途方もなく良い、「おれぁ死なないよぉ」発声のキレも良く数々の女優が惚れるのも納得せざるを得ない。…
>>続きを読む観たあと体が震えて差し入れのコロッケがうまく食べられなかったよ食うなよ食べたよくれたんだから。おんなじ船出ったって、お出かけの人も、お別れの人も船頭もいろんな感情でそれぞれがそれぞれそこにいて、楽し…
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