デヴィッド・フィンチャー監督作品。
デヴィッド・フィンチャー監督らしさ全開の作品でした。
でも今作はサスペンス寄りというよりはお互いの素性は分かっているので緊迫したスリラー作品のようでした。
新居に越してきたジョディ・フォスター演じる母のメグとクリステン・スチュワート演じる娘のサラが強盗に襲われるというお話。
強盗が狙うのはパニック・ルームと呼ばれる錠付きの鋼鉄で出来た突破不可能の避難用部屋の中の金庫の中。
襲われた親子はパニック・ルームに隠れることを選び、親子と強盗の攻防戦が繰り広げられる。
終始緊迫しててすごい見応えのある作品だった。
ただツッコミどころ満載ではあったり。
ジョディ・フォスターはここぞとばかりチャンスが後半になり差し掛かるのに全く通報しないし。
強盗は、覆面被ったイキリ強盗に、臆病者の小物強盗ジャレッド・レトに、優しすぎて強盗に向いてないフォレスト・ウィテカー。なんのチームワークにもならない纏まりなさすぎ強盗トリオ。
1番好きだったのは通報受けて尋ねてきた警官。彼がほんとに優勝だった。
“今言いたいことが言えない事情があるなら、瞬きでもいいから。合図を送ってほしい。”
彼が優勝です。
