鍋レモン

パニック・ルームの鍋レモンのレビュー・感想・評価

パニック・ルーム(2002年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
屋敷に侵入してきた強盗たちと緊急避難用の密室「パニック・ルーム」に立てこもった母娘を描くサスペンス映画。

その4階建ての高級タウンハウスにはある隠された部屋が存在した。コンクリートの厚い壁。他とは完全に独立した電話回線と換気装置。そして、家中を映し出すモニターと完璧なまでの防犯システム。その部屋が作られた目的は、たったひとつ、決して誰も侵入させないこと。離婚して娘とふたりだけで新しい家に移り住んだメグ。そこへ、突然3人の残忍な強盗が押し入ってきた。メグは、咄嗟に一人娘を抱えとある部屋に身を隠す。しかし、“パニック・ルーム”と呼ばれるその秘密の隠れ部屋こそ、彼らが目指していた場所だった...。

⚪感想
家の中の出来事だけだけどハラハラドキドキでテンポがよく、どうなるの!!どうなるの!!ってなりながら観てた。
緊迫感とカメラワークも良い。

娘のサラを演じるクリステン・スチュワートが可愛い。糖尿病であるが故にインスリンが必要になってハラハラしたりするんだけど割としっかりしていてモールス信号も使えちゃうって凄い。

ジョディ・フォスター演じる母メグがとにかく強くて好き。映画としてツッコミどころがあって、なんでそう動くんだってなったりして少しもどかしい。

フォレスト・ウィテカーの役どころ割と好き。『バンテージ・ポイント』の時も好きだった。

個人的な1番の注目はジャレッド・レトがいること。今と顔がほとんど変わらないのが凄いり年取らないのかな...。
高木渉さんの声も相まってすぐ死にそうなモブみが強い。

本当は主演のはずだったけど怪我で降板したニコール・キッドマンがスティーブンの元恋人として声だけ出演しているのが素敵。

裏話としてこの撮影のときジョディ・フォスターは妊娠していて、クリステン・スチュワートは成長期だったので急いで撮影をしたそうで、撮影中に身長が5cmも伸びたそう。

デヴィット・フィンチャー監督の作品は独特な暗さとカメラワークが素敵。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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