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冷血十三鷹のLEEのレビュー・感想・評価

冷血十三鷹(1978年製作の映画)
4.7
噂に違わぬ大傑作
武侠モノの傑作と言われるのにも納得
そもそも武侠モノは原作小説が長いためハチャメチャな話になるか解説ばっかりの尺の長い映画になりがちだけど今作はテンポ良くまとめあげている。しかも86分という時間で
それでいて内容も複雑すぎないけどとても味わい深いものに仕上がっている
もう少し長くてもいいかもと思わせてしまうぐらい

アクションも素晴らしい
武侠モノといえば多種多様な武器が特長
そこもちゃんとしている(ラスボスの武器はもうちょっと印象付けて欲しかったかな
特にティロンの見せる三節棍は最高!

いつもあまり気にしない美術的な面も色鮮やかな衣装など素晴らしかった
ショウブラにしては野外ロケが多くスケールが大きいのも特長

ティロンの渋み、多彩な表情を見せるフーシェンと役者陣もとてもよくマッチしている

武侠モノではトップクラスと言われるのも納得の一作

傑作
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