このレビューはネタバレを含みます
アルトマンの 雪の中のギャンブラー
ロバートアルトマン脚本監督、1972年作品。
熊のような髭のウォーレンベイティが勢いずく酒屋店の経営を始める。
そこに売春宿も作るんだよと割ってはいるジュリークリスティ。
二人の共同経営と村人のお話し。
雪深い舞台が寒さを運ぶ。
ウォーレンの切れそうで計算が弱い所。
ジュリーのなにごとも金と準備、先を読む感覚!
二人のキャラクターの立ち。
さすらいのカウボーイ、キースキャラダイン。
奥手なこの時期立て続けのアルトマン組、シェリーデュヴァルが脇に。
そこに乗っ取りの話が?
ラスト周辺の素晴らしい雪深いシーン!
村人達!なんて素晴らしいラストだろう!
70年代のアルトマンは全く外れなし!
ギャンブルや西部劇的対決も本来描くべき軸もあくまで物語の添え物!
二人のキャラを中心に物語は進む。
ウォーレンの卵カクテルが気になる!
ウォーレンはジュリーと付き合ったらしいが、マドンナとも浮きなをながす(「ディックトレーシー」)
神経の太さが凄い!
2009年4月1日 10時00分レビュー