片腕マシンボーイ

女が階段を上る時の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

女が階段を上る時(1960年製作の映画)
2.4
こないだ五社監督作品デビューしたからば、ついでに今年中にもう1人くらい名匠のんを……思って成瀬巳喜男監督の作品はじめて観てみたぞ!名作のやつ〜

銀座のバーの雇われママがいろんなクズ男相手に駆け引き繰り広げんよ!って話

以前の職場の先輩にはクラブやらガールズバーやら連れていかれましたね、すすきののクラブに2人で行って6万払ってる先輩の背中を観て、ご馳走様です!とはならんかったね、アホや……としか思えんかったね
大して可愛くもない香水臭くて派手な女と薄っぺらい会話して、そんな大金払う意味がわからへんやん?飲み行くにしても、同じ金払うなら美味いもん食った方がいいやん?すすきのなんやからジンギスカンでもカニでも美味いもん奢ってくれて!なんなら札幌ラーメンでもいいわぁ

そんなマシンボーイは……銀座を舞台に繰り広げられる大人の男女の駆け引きに、勝手にやってろ……としか思えなかったですね、平均スコア4.1!これ面白いんだぁ…へぇ
マシンボーイはマルセル・デュシャンの代表作「階段を降りる裸体No.2」を美術館で観た時は衝撃的過ぎて30分くらい眺めていたけどもなぁ、成瀬巳喜男監督の代表作「女が階段を上る時」は30分経たんと飽きてしまいましたわぁ……

兎にも角にも、主人公であるバーのママに微塵も惹かれなかったんが最大の欠点か?美人は美人やけども話していても面白くなさそうやし、隙もなくて色気も別に、なんで群がる男達はこのママにそこまで惹き付けられていたんやろうなぁ?桜井ユキさんがママなら流石のマシンボーイも誘蛾灯に群がる羽虫の1羽になったかもしらんぺろ?