久しぶりに この映画凄い！！と
心の底から思えた映画を観た気がする。
本当に脚本と演出が凄い！
複雑に絡み合った人間模様に
ずっと目が離せなかった。
人種差別問題が
前面に打ち出される演出には
見ていて良い気分はしなかったけど
登場人物の1人1人の背景が
色濃く描かれている為
全員に感情移入してしまうし
誰の事も責める気にはなれない。
(まぁ店屋の主人にはちょっと
逆恨みするなよって言いたかったけど)
悪いのは誰なのだろう。
時代のせいなのか、誰しもが
こんな考え方に至ってしまわざるを得ない
そんな世の中が悪いとしか言えないのか。
ずしりと重くのしかかる群像劇。
人間が持つ二面性。
多国籍文化の闇。
完結にこの作品の素晴らしさを
伝えたいのに、それが出来ない
自分の語彙力の乏しさが悔しい。
死ぬまでに一度は観ろ！の謳い文句を
拝借して 私からも言わせてもらう。
『死ぬまでに一度は観ろ』
本当に素晴らしい作品だった！
名作ここにあり！です。
2周目は 登場人物全員の背景を
より深くまで観ることが出来ると思うので
じっくり味わいたいと思う。
キャスト陣が錚々たるメンバーで
そこも見応えがあった！
