テニスの王子様、劇場版第二作目!
ジュニア選抜試合の為に、日本代表としてイギリスはウィンブルドンにやってきた青学を始めとした強豪校の面々。
しかしその裏では謎の集団による選手たちを狙った襲撃事件が起きていた…というお話し。
もともとぶっ飛びテニスな作品ですが、本作のぶっ飛び具合は凄まじい!
自分が観ているのがテニスなのか超能力バトルなのか終始解んなくて脳がバグります。
もうテニスラケットを持って歩いてたら銃刀法違反でつかまるんじゃないかってくらい凶器です。
しかも“気”を使って闘うので、正真正銘超能力バトルです。
“まるで気”みたいな表現としての“気”ではなくて、本当の“気”です。
サイヤ人とかが使うタイプのあれです。
途中からはもう聖闘士星矢を観ていると錯覚していました。
もはやテニスのルールもなくなって、ラケットという銃身で球という弾丸を放ちつつ、超自然的な力をぶつけ合う圧倒的なパワーの衝突です。
死合の後のコートはさながら、新型破壊兵器の実験後みたいな惨状です。
とまぁ、色々と如何にテニスがテニスでは無い事を語りましたが、困った事にちゃんと面白いです(笑)
プロダクションIGという事で、作画もいい感じだし、ジャンプバトル漫画のアツさがしっかりあります(笑)
不思議な体験でした。