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ある歌い女(うたいめ)の思い出のcamusonのレビュー・感想・評価

2.2
1994年のチュニジア映画。

王家の召使いの娘として育った歌姫(主人公)が、
父親のように慕っていた王家の跡継ぎの訃報を聞き、
廃墟になった王家を訪れ、彷徨いつつ、
王家で過ごした娘時代を回想するという話です。

主人公は、現在ではせいぜい20台後半、
回想シーンでは10台後半といったところでしょうか。
主人公だけ、時代に応じて別々の役者が演じているのが、
まず不自然で、混乱を誘います。

そして、ただひたすら、王家の日常の一端を回想するだけなので、
かなり退屈で、とてつもなく長く感じてしまいました。

役者は良く演じてると思います。
少女時代の主人公は健康そうで愛嬌のある、奥山佳恵系統。
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