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社長三代記のmingoのレビュー・感想・評価

社長三代記(1958年製作の映画)
3.7
2019/4/6トークショーメモ

森繁久彌さんの好きな作品。
関西もの18歳まで大阪までいたから普段は大阪弁の雰囲気を出さない夫婦善哉。中でも桂、世にも面白い男が面白い。歯切れの良さ、ルーツの血が湧き出て来る。警察日記とかもあるけども。親父のほんとの面白さ。昭和30年に年間18本出てる。森岩雄さん撮影所長が予算持ってるが見送らせて日活にいった、上坂士郎の犯罪とか。あわてて東宝がやるってなって有馬稲子が淡島さんに変わった。

松林監督。
太平洋の翼は大好き。円谷監督のミニチュアを父が家に持って帰ってきた。しかしプロペラがとれてた。社長シリーズは子供の頃わからなかった、モスラが道玄坂を壊すの方が面白かった。洋上記と外遊記も好き。今で言うセクハラパワハラやりまくっている。

森繁さんといえば女性のお尻を触るとわぁっと盛り上がるが今ではダメだ。松林さんは五分前の精神。三木のり平もよく遅れてきた。小山留美さんが遅れてきてもてた。早撮りの松林。小津さんの映画一本だけ出たことがある、ウマが合わなかった。競馬と戦争は撮れない、森繁は同じ演技が二度できない。

おふたりが結集したのが連合艦隊だったかと。アドリブで妻に泣きたいだけ泣けと言って、父は背中で演技してる
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