せーや

容疑者Xの献身のせーやのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
3.8
隣人が殺人を犯した。
隣人を助けるべく
天才数学者、石神が動く。

ご存じ大人気ドラマ「ガリレオ」映画化。
俳優と音楽、両方で大成功を納めた唯一の人物(?)
福山さんの代表作。

今回湯川先生が挑むのは
帝都大学の同期の天才数学者、石神。
天才vs天才のバトルが白熱するのだ!

とか今さら言っても
もうすでに全国民が知っていますね。

ただでさえ何を考えてるかわからない天才が主役なのに
その天才が増えちゃうから、もう凡人はついていけないのだ。

しかし、天才も人間なのだ。
人を、愛することも、あるのだ。
いや、愛するとかそういう次元じゃないのかもしれない。

堤さん演じる石神の無表情さ、
最後の、感情が決壊するところ、
やっぱり堤さん、すごい。

松雪泰子さんも素敵。
あの感じがもう。
でも、あたしは柴崎コウさんのが好きよ(どうでもいい)。
柴崎コウさんみたいな人、その辺にいないかしら(どうでもいい)。

ストーリーは、かなり切ない。
こういうのはねぇ、好きじゃないよねぇ。
やっぱり、殺人犯は悪いヤツでいてほしい。
そんなことを感じてしまう。

せつないなあ。

歳をとるにつれ
イケメン指数がどんどん上がる福山さん。

「最愛」が響く。

文系でも楽しめる、
それがガリレオなのです。
せーや

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