ぴこ

容疑者Xの献身のぴこのネタバレレビュー・内容・結末

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

多分4回目視聴。
何回もみてると、冒頭の内海と湯川先生の会話だけで切ない気持ちになる。
「愛」なんて非論理的なことは考えるだけ無駄だと言っていた湯川先生。再会した友が「愛」故に人としての一線を超えてしまうなんて...。

犯人を追ってどんどん真相が明らかになるのが王道セオリーなのに、最初に先に真相を知らされてから福山雅治&警察vs堤真一の構図を見守る役を視聴者が担うことになるなんて、普通じゃない。最後まで飽きさせることなく、ガリレオとしてのクオリティを保ち続けてるのがすごすぎると思った。新鮮で面白かった。
あまりにも辛く切なすぎたけど、、、

ラストシーンの咽び泣くシーンは言うまでもないけど、個人的に今回の視聴では
堤さんが牢屋で他の容疑者達と並んで仰向けに寝ている時、牢屋の天井の点と点を順に結んで四色問題の図を脳内でつくるシーンが一番胸打たれた。

ストーリーはよく作り込まれているし、福山雅治、堤真一、松雪泰子の演技力が輝きまくってた。
自信をもってオススメしたい映画!
ぴこ

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