このレビューはネタバレを含みます
もう何度観たコトだろうか。
ガリレオシリーズは原作から好きで、ドラマもハマり待望の映画化。
福山雅治がひたすらカッコよく、柴咲コウが可愛い。
が、堤真一〜!!!
この映画は堤真一さんが居てこそ成立したのです。
原作とは似ても似つかぬ容姿なのに(原作では達磨と揶揄されている)、あの男前さを消し去り冴えない中年の教師に。
完璧に彼は石神でした。
山のシーンはいるのか?と感じもしましたが、山頂での石神のセリフに涙が。
ラスト留置所の天井に浮かぶ四色問題も美しく切ない。
何処ででも数学は出来る。
伏線もいっぱいで、初見は是非石神に騙されて欲しいです。
そして再度観て欲しい。
ラストシーンの慟哭が、切ない。
そんな言葉じゃ足りない程に。
松雪泰子さんも素晴らしかったですよ。