このレビューはネタバレを含みます
『あの問題を解いても、誰も幸せにならないだろ』
小説は読んでないけど、素晴らしかった。
特に石上（堤真一）と湯川（福山雅治）の演技がすごい。
音楽にもストーリーにも穴がない。
これほどの純愛を貫いたトリックを知った時は、衝撃を受けた。
死体のすり替えというのは、ありがちかもしれないが
なんの関係もない人を代わりに殺すというのがすごい。
仮に思いついても、普通ならとても実行できないトリック。
愛と感謝をこんな形で表現することは
ある意味純粋でなければできないと思う。
ラストだけ
ばらばらにして海に捨てた死体は
そんな簡単に見つからないよとか思ったけど。
ガリレオシリーズはこの作品から入ったので
刑事役が柴崎コウから吉高由里子になったときは
かなりショックだったな。
