通りすがりのアランスミシー

容疑者Xの献身の通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.1
テレビシリーズの映画版でありながらそれ単体で楽しめる、映画である必要性を感じさせる企画。

監督の西谷氏はフジテレビで演出をしているテレビの人だが予算に負けないダイナミックな演出をしており「映画館で見せる」という必然性を感じさせる作りになっているのが素晴らしい。

テレビドラマのカリカチュアされた誇張表現が悉くカットされており、仕舞った作りになっているのも素晴らしい。
続く「真夏の方程式」も立派な出来だった。