すとんこ

父親たちの星条旗のすとんこのレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
3.5
戦勝国たるアメリカ視点で描かれる“硫黄島の戦い”!
「硫黄島からの手紙」と対をなす作品。

一枚の写真を巡って翻弄されたアメリカ軍兵士の真実と苦悩って話☆

敵陣を制圧して掲げられた星条旗☆
写真に写る6人の兵士が英雄的に扱われ、戦時国債を売るためのプロパガンダとして国に利用される。

政府と軍上層部の、前線で戦う兵士に対する無理解と配慮の無さが不信感を募らせます。

それにしても、第2次大戦物で日本人兵士が死んでいく様を見ると何とも言えない辛い気持ちになります(ノ_・。)

こうした辛い戦争の悲惨な記憶を、我々戦後世代の者に何分の一かでも伝えられるのも映画の力だと思います☆
観賞必須な一本と言えます(* ̄ー ̄)
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