テルモト

父親たちの星条旗のテルモトのレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
4.0
父が英雄と呼ばれるのを嫌がった気持ちが分かる

英雄とは人間が必要にかられて作るものだ

そうでもしないと命を犠牲にする行為は理解しがたいからだ

…後半の台詞が胸に染み込んだ。
戦争を体験した人が伝えることも大事なのかもしれない。だけれど伝えることによって受ける傷があるということを恐れ、ためらったドクの心情。
クリント・イーストウッド監督は人間を語る内面を見つめる映画の表現が本当に上手いのだと思う。
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